raspberry pi3Bで色々遊んでいるうちにハマった件で備忘録的に書いておく。

結論:ghostscriptパッケージを入れるなら、
・ghostscript本体
・ghostscript-doc
・gs-cjk-resource
・cmap-adobe-japan1
・cmap-adobe-japan2
・fonts-ipafont や fonts-ipaexfont などの日本語フォント
を一括インストールするべし。

ghostscriptパッケージだけインストールした状態からスタートした。
ghostscriptで日本語を含んだpsファイルを表示させようとしたところ、
Ryumin-Light-Hが無いからクーリエで代替しとくね、と怒られるファイルに遭遇。
ググると、どうやら、gs-cjk-resoureパッケージも必要らしいので追加インストール。でもまだダメ。
さらにググって見ると、cidfmapなるファイルに日本語フォント関係を追記せよなんていう記述で溢れているが、
そのファイルがどこにも無い。
/usr/share/ghostcript/9.06/Resource/Init/ 以下に書き込んでもうまくいかない。
/etc/ghostscript/ 以下にあるような記述もみるがそんなものは無い。
さらにいろいろ調べると、
ubuntu-jp のメーリングリストの ”dvipsで文字化けする” スレッドの1549で、

ーーーーー 以下引用 ーーーーー
Jauntyにgs-8.64rcが入りました。/usr/share/ghostscript/.../Init/ 以下に
あったcidfmapもなくなったようなので、defomaが生成したマップを参照するよ
うになっています。cmap-adobe-japan[12]とgs-cjk-resourceが入っていれば、
日本語が表示できています。
ーーーーー 引用終わり ーーーーー

と書いてあるのを発見。確かに、 /var/lib/ghostscript/font/cidfmap が存在していて、書いた記憶のない内容が記載されている。
実際には /etc/ghostscript/cidfmap.d/90gs-cjk-resource-japan1.conf などから自動生成されているらしい。

raspi にも cmap-adobe-japan[12] というパッケージは存在するのか apt にお伺いをたてると 確かに存在する という返事。
インストールして見ると、エラーが解消され、日本語で表示された。