これまで Macbook pro で Parallels Desktop を介してWindows10 を利用してきたが、そろそろ 残容量 が心許なくなってきたので、外付けSSDで利用するべく苦闘してきたので記録を残しておく。
BootCamp では、内蔵ドライブしかインストール不可、とのことなので、必然的にBootcamp を使わずに外付けドライブへのインストール、となる。Windows10 の DSP 版は SSD とのバンドルが可能なので、その組み合わせ+ケースで購入。
本体は Macbook pro 15inch retina Late2013
SSD は crucial BX500 2.5inchSSD (240GB)
ケースが玄人志向の GW2.5CR-U3
さて、どうやってインストールするか。Web でいろいろと検索すると、
MacBook Proで外付けSSDからWindows 10を起動する<1st.hateblo.jp/entry/2018/02/18/061620>
というサイトを発見。手順に従って、まずはWindows10のメディア作作成ツールをダウンロード。8G の SDHC カードに書き込んでみるが、なんだかエラーがでる。きちんとダウンロードできていないらしい。せっかくDVDメディアがあるんだから、これからISO ファイルを作ればいいんじゃ?と思い、ディスクユーティリティで書き出し。作ったファイルを指定して、ブートキャンプアシスタントで再度カードへ書き込み。
Parallels 上のWindows で SSD のフォーマットなどを済ませ、さて、DISM コマンドで書き込み、と思ったら install.esd っていうファイルが無い。どうしたもんか、と思い、DISM コマンドのヘルプを眺めていると、WIM ファイル なるものがそれに該当するっぽいことに気が付く。イメージファイルは J ドライブだったので、コマンドを
dism /get-wiminfo /wimfile:J:¥sources¥install.wim
と投入。index は1であることが判明。
次のコマンドも若干はまりポイント(のような気がする)。記載のようにコマンドやオプションを全て小文字で入力するとエラー。/apply-image のヘルプをみると、スイッチは大文字小文字が混ざった状態で記載されているので、その通りに
dism /apply-image /ImageFile:J:¥sources¥install.wim /Index:1 /ApplyDir:I:¥
と入力することでやっと書き込み開始。
ブートセクタの書き込みはそのままでOK。
インストール時に一度再起動がかかった。
キーボードとパッドが反応しない、ということもなく、進んでゆくが、WiFi は認識されず、インターネット接続なしで続行。
再起動後、ブートキャンプアシスタントが取り込んでくれているドライバ類をインストール。
これで、WiFi も無事つながったのでWindows をアップデート。
ここで、最後の「キーボード配列を直す」を読み飛ばしていたので、後でハマることになる。
次に、漢字入力ができないのも困るので、かなと英数で切替できるように設定することに。Web上でこうすればできるよ!って同じことが各所に書かれているのでその通りやってみる。が、全然反応しない。あれ?と思い、キーを普通に打ってみて気がついたのが、US 配列(いわゆる101キー)になっている、ということだった。us キーで検索を掛けても大した情報はヒットしない。そしてたどり着いたのが
Windows 10で異なる言語のキーボード配列に誤認識される場合の対処方法
<https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1707/21/news021.html>
というサイト。結局、読み飛ばした部分をしっかり見直していれば、トラブルにならずにすんだのか。キーボードを 106 キーに設定し直すと無事漢字変換ができるようになった。
さて、ここまできたら、タッチパッドもなんとかしたい。
Boot Camp上のWindows - スクロールをナチュラル(逆)方向に変更
<https://pc-karuma.net/boot-camp-windows-scroll-natural/>
を参考に設定。
これで、なんとか使える環境に仕上がった。